日本国民の9割の世帯がなにかしらの生命保険に加入しています。
しかしながら、ほとんどの人が自分が加入している保険について、
いくら払って、
いくら戻ってきて、
いくら得するor損するのかを知らないのが現状です。
万が一の死亡保障、医療保険、学資積立て、自分の年金積立てなどの加入している生命保険は一世帯で多岐に渡ります。
保険に加入する時には、セールスマンにしっかり説明してもらったけど、
しばらくしたら、どんな内容だったか忘れてしまいますよね。。
残念ながら日本の生命保険に関する加入の現状は良くない結果ですが、
ご自身が保険で損することのないように、この記事にお付き合い頂ければ幸いです。
平均で800万円の損をしてしまっている日本人の保険について。
日本人が加入している保険の現状
クイズだと思って気軽に答えてみてください♪
【質問1】
日本人は平均でどれくらいの保険に加入しているでしょうか?死亡保障で答えください。(例:自分が死んだら出る保険の金額です。)
当てずっぽうで良いので、実際の金額をイメージしてみてくださいね♪
何百万? 何千万? 何億? さあ、いくらでしょうか???
【質問2】
では、日本人は、実際には、どれくらいの死亡保障を受け取っているでしょうか?
これも実際の金額をイメージして答えてみてくださいね。
ここで2つの質問には、矛盾があることに気づかれましたでしょうか?
質問1では「死んだときにいくらもらうつもりで〇〇万円の保険に入っているでしょうか?」という質問なのに、
質問2では「では、実際にもらっている金額はいくらでしょうか?」となります。
「え?そんなの自分が加入した金額と同じはず!」と思った方は鋭いでね~☆
そうなんです。
自分が入ってるつもりの金額と実際に受け取った金額が全然違うんです。
保険のからくり
質問1の回答は、約2000万円
質問2の回答は、約200万円です。
保険に入った時は2000万円の死亡保障がでる保険に入ったのに、
実際には200万円しか受け取れなかった、ということなんですが、、、、
なぜそうなってしまうのでしょうか???
ひとまず、なぜだろう?と疑問に思っておいてくださいね。
では、次の質問です。
【質問3】
これらの保険に日本人は平均でいくら支払っているでしょうか?
これも当てずっぽうで考えてみてくださいね。
200万?
500万?
答えは平均で1000万円~2000万円もの支払いをしている、でした。
つまり、最低でも日本の平均では、
「2000万円でる保険に加入したのに、実際には200万円しか出なくて、しかもそれに1000万円もの支払いをしてしまっている。」ということになります。
言い換えれば、最低でも800万円も損失が出てることになりますよね~。
せっかくこれから新しく保険に加入するのであれば、そうならないようにしたいですよね?
では、なぜ2000万円の保険に入っていたのに、実際には200万円しか出てこなかったのでしょうか?
損している人がよく入ってる保険のかたち
それは、こういうカタチの保険になっているからです。↓
保険の詳しく話をし出すととても複雑で、専門用語も難しくなってしまいます。
ただ、ここではカンタンに保険には大きく分けると3つのカタチに分類される、
ということだけ覚えてください。
・定期保険 (ていきほけん)
・養老保険 (ようろうほけん)
・終身保険(しゅうしんほけん)
こんな名前の種類があるんだな~と、なんとなく理解して頂ければOKです。
では、一番上の『定期保険』というのが、冒頭のクイズの犯人でなんです。
2000万円もらうつもりの保険だったのに、出てきたら200万円しかなかった。
というのは『定期保険』のせいなんですね~。。。
定期保険というのは、
安い保険料で大きな保障を変える分、契約した年齢で保障がゼロになります。
また、途中で解約したとしても保険料が返ってくることはありません。。。。
せっかくなら、大きな保障もついてきて、払ったお金がちゃんとそれ以上返ってくるような貯蓄性のある保険で家族を守ったり、自分の老後を豊かにしたりしませんか???
【まとめ】
保険に加入する時には、
いくら払って、
いくら戻ってきて、
いくら得するor損するのかをきちんと確認しましょう!