会社を辞めてから発生する支払いは主に3つ。
〇国民健康保険
〇住民税
〇国民年金
前回の記事では、離職期間中の支払いをなるべく少なくする裏ワザを紹介しました。
まだの方はコチラ
会社を辞めてもろもろの支払いがきつい時の裏ワザ①住民税編 - もとファイナンシャルプランナーのブログ
安心して次の人生の戦略を練るorリラックスして元気を取り戻すために、今回も収入のない期間にはなるべく支出を減らす方法をお伝えします♪
裏ワザ②国民年金は免除or納付猶予が可能
国民年金にしろ厚生年金にしろ、日本国民である以上保険料の納付義務が発生します。
でも、払いたくないですよね?
だって日本の年金システムは破綻しているから払う分だけどんどん損をするから、、、
(ってどんどんやさぐれてくる私、、、笑)
日本という国の年金システムは、自分が払った分を国が一人一人用に積み立ててくれるものではありません。
もっと分かりやすく言うと、子どもの時ってお母さんがお年玉やお小遣いを貯金通帳に預金してくれたりしますよね。自分のお金を将来使うために。。。
でも国の年金システムは、今わたしたちが払っている分は、今のお年寄りの年金に使われています。(厳密に言ううと間に運用が入るので直接ではないのですが、、まあ良しとしましょう。)
よく年金の話になると、若者〇人で老人〇人を支えている、と言いますね。
日本の人口比率はお年寄りの方が多いので、若者の負担がとても大変です。
今では、ほぼ一人の若者が一人の老人を支えているとも言います。
(昔は10人で1人でした。)
普通に考えて無理がありますよね?
最低でも6万ぐらいもらえる年金(加入条件を満たしていたら)に、若者が毎月拠出するなんて、、。(もちろん運用が入りますが)
二人の若者で一人を支えたとしてもかなりの負担。。
これからは得に人口減少するので、国の年金がいかに頼りにならず、
ただ搾取されているだけの税金といっしょだ!
っと思えてしまうのは、、、またまた私だけでしょうか。。。(つい熱くなってしまいました。すみません。いったん、このへんでやめておきますね。)
「え?もらえるんじゃないの?」
という方はまずコチラの記事を読んでみてくださいね♪
自分年金を作ろう①自分の老後にどれくらいのお金が必要か『知る』 - もとファイナンシャルプランナーのブログ
とはいえ、漏れなく加入義務が発生するので保険料はキチンと納めなければいけません。(いやですね~。。ってしつこいですね笑。どんだけ嫌がるんだ笑☆)
しかし!やはり離職中の身としては、毎月16,410円(令和元年度)を払うのはきびしい、、、
という方は
国民年金保険料の免除・納付猶予申請をしてください。
年金加入は国民の義務なので、支払い義務があるのですが、会社倒産や会社都合により離職、または自己都合の離職であっても、現在支払いが困難、、、という方が申請できます。
ま、ぶっちゃけ、離職中なら誰でも申請できるので、、、
しなきゃ損!!!です。
免除してくれるか、ただの猶予かは審査結果次第なのですが、
この申請をしていると未納とは違って、正式に支払わないことが認められるので、やってて損はないです。
この手続きはハローワークでも役所でもできるのですが、会社を退職して離職中のため「免除」か「納付猶予」をしたいです!と申請するものです。
この免除と納付猶予の違いをカンタンに説明すると、
〇免除
「全額免除」か、「一部免除で3/4、半額、1/4」の4パターンあります。
つまり最大0円~12310円の免除となります。
〇納付猶予
カンタンに言えば保険料の支払いを10年間待ってくれるというものです。
10年以内に保険料を全額納めれば将来受け取る年金に加算されます。
ちなみに未納の場合は2年以内でないと認めてくれませんし、万が一の時に障害年金や遺族年金に影響します。
ですから、未納だけは避けたいので支払が困難というときは必ず免除・猶予申請をしましょう。
申請はとってもカンタン。
市役所の担当窓口に行って「離職中の為、免除申請したいです」と申し出ればあとは窓口の方がやってくれますよ♪
あと離職後すぐにハローワークに行かれるかたは、初回の説明会で申請手続きについて説明があるので、市役所に行かなくてもいっしょにやってくれます。
さらにお得になるケースとしては、「自分も離職、親も離職」パターンです。
この免除申請は世帯主の所得も考慮して、「この人はどれくらい払えるかな~?」と算出します。
私の場合はたまたま担当窓口の方が親切で教えてくれたのですが、
「世帯主の方が定年退職などで離職していれば、全額免除の可能性があります!」
「言葉が悪いですが、全額免除であれば保険料を払ってないにも関わらず将来の受給額には加算されます!」
とのこと! (ただし将来の受取額は異なります。)
仮に全額免除になれば、これで離職期間中の支払いが16410円浮きました。
前回の記事で住民税の納期を延ばしてもらったので、
・25000円 住民税分
・16410円 国民年金分
合計41410円が浮きました!
いえーーーーーーーーーーーーーーーい!
もちろん、追々支払うことにはなるものの、
失業手当をもらうまでの期間や、ちょっと留学したかったり、ゆっくり転職活動したいという方には、気持ちの面で楽になりますよね♪
人生を有意義にするためにも、使えるものは使ってみてくださいね♪