前回の記事で書類整理が整ったら、次は自分の保険の損益を計算してみましょう。
保険の損益を計算することにより、自分が保険で損しているのか、得をしているのかが分かります。
前回の記事をご覧になっていない方はコチラを先に読んで頂いた方が、
スムーズに理解できるかもしれません。
平均で800万円の損をしてしまっている日本人の保険について。 - もとファイナンシャルプランナーのブログ
ややこしい保険関係の書類の断捨離と保管方法について☆ - もとファイナンシャルプランナーのブログ
どれでも良いのでファイルからひとつ保険証券を取り出してください♪
手元に準備できたでしょうか?
では、保険証券のに記載されている下記3つ項目を確認しましょう。
保険証券の✔ポイント
◆保険期間
この保険がいつまで有効かが分かります。
・終身と書いてあればその保険は本人が死亡するまで一生続きます。
・65歳など年齢で記載している場合はその年齢まで有効です。
・10年などと年数の記載があれば、契約してからその年数の間が保険期間です。
◆払込期間
この保険の支払いがいつまで続くのかが分かります。
・終身 保険が有効な限り一生払い続けます。
・65歳 65歳まで払い続けますが保険期間が終身の場合は保険自体は有効です。
・10年 10年で払いが終了します。保険期間が終身の場合は保険自体は有効です。
商品により10年払いなど短期払いがない場合もありますし、その他の選択肢もある場合があります。
ちなみに保険の払いは期間が短ければ短いほどお得になります。
詳しくは前回の記事をご覧ください♪
◆保険料
証券に記載されている合計保険料と下記の払い方を確認してください。
・月払い → 毎月支払います
・年払い →1年に1回契約月に支払います。割引があります。
・半年払い →半年に1回支払います。ボーナス月に合わせると支払いが楽チンです☆
・一括払い →保険料の総額を1回で支払い切る方法。
◆戻ってくるお金(死亡保険金や解約返礼金など)
・死亡保険金 →亡くなった時に支払われるお金
・解約返戻金 →保険の中に積立っているお金。解約したらもらえます。
☆シミュレーション
3000万円の死亡保障がある保険に加入したとして、いろいろなパターンでシミュレーションしてみましょう!
30歳の男性が統一して実際にある保険商品で計算してみますね。
例①【定期保険】25年払いで月払いのパターン
25年×4046円/月払い ×12か月=総支払額は1,213,800円
★損益★
55歳までに亡くなる可能性は低く男性の平均寿命まで生きたと仮定すれば、
返ってくるお金は0円ということになります。
つまり1,213,800円 を掛け捨てるということになります。
例②【終身保険】65歳まで年払いで払うパターン
30年間(65歳-30歳)×764,550円=22,936,500円の総支払い
★損益★
終身保険のため3000万円の保障は一生続きます。
つまり最低でも、30,000,000円-22,936,500円=7,063,500円がお得になります。
例③【終身保険】終身払いで月払いのパターン
*これは死ぬまで払うことになりますので仮で平均寿命で計算してみましょう。
55年間(85歳ー契約時の年齢)×38,130円/月払い ×12か月=25,165,800円
★損益★
終身保険のため3000万円の保障は一生続きます。
つまり最低でも、30,000,000円-25,165,800円=4,834,200円がお得になります。
いかがですか?
自分が加入している生命保険が損するのか得するのか、計算できましたでしょうか?
実は保険というのは、はいるときには自分が得するのか損するのかがハッキリと分かっています。
これから加入を検討している方は、ぜひ担当者に聞いてみてくださいね♪